『蛍火艶夜 八木正蔵中尉編』4話5話6話ネタバレ感想｜amase先生

amase先生「蛍火艶夜」、『八木正蔵中尉前編』『八木正蔵中尉中編』『八木正蔵中尉後編』をレビューしています！

2023年5月11日、やっと新刊が出たー！！！と思ったら、6月8日、4、5、6話と怒涛の配信！！！！ビックリを通りこしました。嬉しい悲鳴ですヾ(≧▽≦)ﾉ

『八木正蔵中尉編』を読んだ感想を一言で言うと、

うさ子

1話の志津摩くんが出てる！！！謎だったやぎがー！！！

おすすめ度は星4.6！

どんなBLマンガか簡単に言うと、

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『蛍火艶夜 八木正蔵中尉前編・中編・後編』4話5話6話あらすじ【PR】

時代は、第二次世界大戦中の1944年9月。航空隊の「特別攻撃隊」が描かれています。「特別攻撃隊」は、戦闘機ごと敵につっこむ隊で、別名『特攻隊』と呼ばれます。特攻することはイコール『死』を意味しました。

物語は、中尉が部下を殴るシーンから始まります。自分の部下が死に、頭にきている中尉は他の部下に八つ当たりしています。殴ったあとは足蹴りにしボコボコに…仲間内では、それを制裁と呼んでいます！

その日は、配給品が配られていました。ある二飛曹は、白絹のえり巻を注文していました。えり巻を受け取り、嬉しくてはしゃいでいた二飛曹の目に、中尉が飛び込んできます。中尉は、たばこをふかしながら星空をながめていました。二飛曹が、中尉に声をかけたところ…

『蛍火艶夜 八木正蔵中尉前編・中編・後編』4話5話6話　登場人物

受け(ネコ)　田中志津摩(たなかしづま)二飛曹

受けの田中志津摩(たなかしづま)は、二飛曹。特攻機のパイロットです！ゲイの自覚あり

田中志津摩は、1話に登場した人物。1話では一飛曹、4話では二飛曹になっているため昇進したんでしょう。性格は明るいです

攻め(タチ)　八木正蔵(やぎしょうぞう)中尉

攻めの八木正蔵(やぎしょうぞう)は、中尉。特攻機のパイロットです。「八木部隊」の隊長をしています。

志津摩と正反対の性格で不愛想。志津摩より背が高く、体格が良いです。タバコを吸い、女性が好きなノンケです。

『蛍火艶夜 八木正蔵中尉編』を読むポイント

ポイント①　やぎ

1話で謎だった「やぎ」が登場しています！！！謎の存在としてみんながずっと気になっていたであろう人物。伏線回収が4話から始まっています！！！本当にビックリしましたヾ(≧▽≦)ﾉ

やぎは「八木正蔵中尉」のことだったんですね！！！！

ポイント②　第二次世界大戦中の1944年9月の戦況

「蛍火艶夜」は、時系列的に1944年9月の『八木正蔵中尉編』→1945年1月『橋内和中尉編』→1945年3月『田中志津摩ー飛曹ー編』とつながっています！

1944年(昭和19年)9月は、ソ連がブルガリアに宣戦布告し制圧、休戦条約を結んでいます。ビルマにいた日本軍が、重慶軍に敗れています。

9月15日からは、現パラオ共和国での日本軍とアメリカ軍の戦い、ペリリューの戦いが始まっています。日本軍がアメリカ軍を迎え撃つかたちで戦闘が行われ、アメリカ軍がペリリュー島を占領する11月27日まで続きました。

副管理人　うさみん

日本軍は各地で戦いに敗れているね・・・

ポイント③　八木正蔵という男

八木正蔵の階級は、中尉。自分の隊、「八木部隊」を任されておりパイロットです。自分の隊で死者が出ると、暴れます。

八木はノンケで、好きな女性がふるさとに。辛いことがあると、星空をながめながらたばこをふかします。小心者なところもあり、本心では”死にたくない”と思っています。

うさ子

八木もまだ20代のはず、死にたくないと思うのは自然のことだね

ポイント④　田中志津摩のヒミツ

『八木正蔵中尉編』では、田中志津摩のヒミツがあきらかになります。まさかまさか・・・あの志津摩くんが中尉を利用していたんですよ！！！

今やっと世の中が同性婚を認めようとしていますが、志津摩くんが生きていた時代は偏見しかなかったでしょう。ゲイである志津摩くんは生きづらい時代。密かな野望があったんですね、志津摩くん

うさ子

人知れず苦しんでいたのかなと思うと、少し胸が苦しくなったよ

ポイント⑤ エロはある？

前編、中編・後編通してエロいです！！！ヾ(≧▽≦)ﾉ 白抜きで表現されていますよ。志津摩くん…1話の感じだと本番までないのかと思ったけど、ちがいましたー！！！

1話に、志津摩くんが淀野の首もとに顔をうずめるシーンがありましたが、はじめたのは八木でした。八木と志津摩くんのはじめては、アクシデントみたいなところがあったけど、2回目は表紙にあるように、志津摩くんがなまめかしい目をして八木を誘ってるんですよね

うさ子

転がしてるのは志津摩くんじゃないの！って気がしました

『蛍火艶夜 八木正蔵中尉前編』4話ネタバレ感想

4話『蛍火艶夜 八木正蔵中尉 前編』、読みはじめて「あの、やぎだ」と気付いた瞬間には驚きました！「八木」の文字を見た時にすぐにピンとこなかったのが悔しいです。「蛍火艶夜」のファンとしてふがいない気持ち…( ;∀;)

八木はノンケですが、どうして志津摩くんと関係を持つことになったのでしょうか？2人の関係はじゃれ合いから始まりましたが、志津摩くんにとってその行為は特別なものになりました。カメラマンの淀野に要望するほど、強烈な体験として志津摩くんの心に残ったようです。

はじめは、志津摩くんとの行為にむなしさを感じていた八木。次第に志津摩くんを気遣うようになります。志津摩くんは八木のために痛みを我慢し、一生懸命尽くしています。その姿が健気で、かわいかったです！(≧▽≦)

『蛍火艶夜 八木正蔵中尉中編』5話ネタバレ感想

5話『蛍火艶夜 八木正蔵中尉中編』では、志津摩と八木がより親密になっています！！ノンケだった八木が志津摩に心を開いていく様子、志津摩の八木に対する深い愛情を感じることができますヾ(≧▽≦)ﾉ

志津摩が、八木のことよく理解してるんですよね！八木のことを思い、自分の気持ちを押し殺す様子なんか見てると、胸がギュっとしめつけられました！！！2人の激しいエチ！！そして、ピンチ・・・！！出撃命令ともりだくさん。見ごたえのある巻になっています(*‘ω‘ *)

うさ子

2人の初キスもこの巻！！！どちらからかは本編をみてね♬

『蛍火艶夜 八木正蔵中尉後編』6話ネタバレ感想

6話『蛍火艶夜 八木正蔵中尉後編』では、八木が上官の酒井大佐に呼び出されるシーンから始まります！！志津摩が、八木を想う気持ちからした行動が八木の怒りを買ってしまいます！！！

2人は、特攻するその日まで仲たがいしたまま・・・。残された時間は少ないのに、辛いです(´；ω；`)。そんな2人が、いつどうやってえり巻を交換したのか！志津摩の本心もこの巻で分かることに・・・！

うさ子

すごく悲しい気持ちで読みました・・・。もし自分が八木や志津摩の立場だったら…そう思うと辛かったです。

結末

ラストは、え(ﾟдﾟ)！！！！！！！でした。気になる終わり方してる・・・続きますよ。次巻で終わるのか続くのか、まだ終わらないで欲しい。。。

うさ子

6話まで読むと1話を読み返し、また4話から読み返すというループを繰り返しちゃいまいした！中毒性ありすぎ！！！

＞『蛍火艶夜 坂ノ上庚二少佐前編』7話はこちら！

『蛍火艶夜 八木正蔵中尉編』4話、5話、6話　詳細

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『蛍火艶夜　八木正蔵中尉編』単話版　4話5話6話はどこで読める？

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※2025年1月16日

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『蛍火艶夜 八木正蔵中尉編』4話5話6話　感想まとめ

以上、うさ子による4話『蛍火艶夜 八木正蔵中尉前編』、5話『蛍火艶夜 八木正蔵中尉中編』、6話『蛍火艶夜 八木正蔵中尉後編』の感想レビューでした。

まとめると、

• 第二次世界大戦中の1944年9月の話
• 航空隊の特攻隊の話
• 1話の田中志津摩が登場する
• やぎの正体が分かる！
• 攻めはノンケ
• 年上攻め
• エロい！

うさ子

まさかの「八木」編！たっぷり3話配信されましたが、まだまだ続きそうです！！

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うさ子

気になる方は本編をみてね♬

4話、5話、6話は『蛍火艶夜』上巻に収録されています↓