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『紙の舟で眠る』ネタバレ下巻感想!「愛してる」と伝えた北原でしたが…八田てき先生

 

 

八田(やつだ)てき先生『紙の舟で眠る』下巻のネタバレをレビューしています!

 

紙の舟で眠る』上巻を読んだ感想を一言で言うと、

 

うさ子
純文学サスペンスの金字塔!すごいものみたー!!!

 

 

おすすめ度は、星4.8

 

どんなBLマンガか簡単にいうと、

 

紙の舟で眠る 下巻

写真館で再会した2人が誤解を解いていく巻。お互いがお互いを守るために行動しています。エロあり

 

 

紙の舟で眠る

上巻 下巻

 

 

副管理人 うさみん
『紙の舟で眠る』は、上巻・下巻で完結です!

 

 

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『紙の舟で眠る』あらすじ下巻【PR】

 

月明りが真っ暗な海をてらすなか、北原が三上に告白しています。三上は、「疲れた」と涙を流したまま。北原は、三上の首に置かれた手をとり握りしめます。「守りたかったんだ」と。。。三上との時間がどれだけ幸せだったか、北原が優しく語りかけます。

 

北原の目を見つめ、「嘘はない?」と聞く三上。北原は「ない」と答えます。北原は、床にバラまかれた写真を見つめています。三上が撮った写真は、脚本を書いてる自分ばかりでした。三上は「自伝を読ませて」と、「読む権利がある」と北原に言います。

 

宮田写真館で、北原の自伝を読みふける三上。あのときの北原に何があったのか?そんなことを考えながら読んでいると、ある真実に気が付いて…

 

『紙の舟で眠る』登場人物

 

>『紙の舟で眠る』登場人物はこちらで確認!

 

 

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『紙の舟で眠る』ネタバレ下巻感想

『紙の舟で眠る』ネタバレ6話感想【月名】(げつめい)

 

6話『月名』は、夜空に満月が輝く夜。月明りが、真っ暗な海を優しくてらしています。三上は、泣いていました。三上は北原を信じていた、だけど裏切られた。三上はずっと辛い思いをしてきました。

 

「なぜ、【死】を選ぶのか?」「なぜ、一緒に生きてくれないのか?」北原が答えます。「守りたかったんだ」と。

 

北原は三上に、自分の半生を描いた『白日夢』を渡しました。三上は、北原の人生を読むことで、【真実】にたどり着こうとしています。北原は、火傷のあとがうずくようになり、ますます執筆に没頭。死神にとらわれないように…。

 

うさ子
三上、北原の本音を聞けて良かったね、と思いました。でも、それがすべてじゃなかった。。。

 

『紙の舟で眠る』ネタバレ7話感想【落梅】(らくばい)

 

7話『落梅』は、北原が悪夢を見ているシーンから始まります。目が覚めると朝の8時。北原は、長椅子で寝てしまっていました。出来上がった宣材写真を受け取りに、宮田写真館へ。三上が待っていました。

 

2人は、熱海の梅園へ行くことに。

 

北原のやけどあとがうずく理由、そして、北原が【死】にとらわれている理由も判明します!。北原の父、母が原因でした。北原は電車事故にあったとき、「過去を封印」しました。思い出したくなかったから。9歳の子どもにとっては残酷な体験でした。

 

北原の父、景井芳春(かげいよしはる)が書いた小説のなかに『零れ梅』という作品があります。『零れ梅』は、梅の花が散る「梅が零(こぼ)れる」からきています。北原にとって『零れ梅』は、大切な本でした。

 

うさ子
キスシーンが美しかった…

 

 

『紙の舟で眠る』ネタバレ8話感想【憧憬】(しょうけい)【死神の正体】

 

8話『憧憬』は、北原の父・景井芳春(かげいよしはる)が書いた小説「零れ梅」の一節から始まります。そして、北原の生い立ちが描かれています。

 

9歳の北原は、父である景井芳春と熱海へ

 

夜の海と火のコントラストがとても美しい回。映画になったらすてきだろうなって思いました。

 

北原の父・景井芳春は、書くことに苦しんでいました。北原の強烈な体験は、この熱海でなのです。北原は、ふたをしてきた過去と向き合うことに。。。三上が5話で言ったセリフが、景井芳春と同じでした。景井芳春が憑依してたのか、と読み返して怖くなりました。北原がそうさせてしまったんだろうけど…

 

うさ子
2人はひさびさにエチを。北原、そんなセリフ言っちゃダメー!!ヾ(≧▽≦)ノ

 

『紙の舟で眠る』ネタバレ最終章感想【醒覚】(さいかく)

 

最終章『醒覚』は、北原が映画「不屈の灯火」の監督・森俊朗のお墓参りをしているシーンから始まります!北原は、森監督の奥さん壽子(ひさこ)とバッタリでくわします。北原は、森監督の生前の様子を壽子(ひさこ)から聞くなかで、何かに気付きました。

 

最終章は、怒涛の展開!!!

 

船をバックに、三上が愛を伝えるシーン。三上の優しいまなざしにきゅんとしました。三上が北原の顔を包み込んだ瞬間、立場が逆転したなと・・・。今までは三上がほんろうされる側だったから。三上は愛を確信に変え、自分に出来る精いっぱいのことをしています。

 

そして、最高のラブレターはタイトルにありました!!!

 

三上が、ポスターにキスするシーンがとても印象的!『紙の舟で眠る』は、上質な映画そのもの。純文学サスペンスの代表作になるでしょう。愛にほんろうされる2人と、北原の再生をお見逃しなく!!

 

うさ子
八田てき先生作『遥か遠き家』はメリバだったけど、『紙の舟で眠る』はハピエンなので安心して読んでください!(≧▽≦)よいんがすごい…

 

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『紙の舟で眠る』下巻 詳細

作家名 八田てき先生
出版社 プランタン出版
雑誌 Canna
価格 847円(税込)
ページ数 226p
シーモア配信日 2023年12月25日

 

『紙の舟で眠る』下巻は、単話6~9話(最終章)が収録されています!

  • 「納め口上」収録

 

『紙の舟で眠る』下巻を無料で試し読みできる電子書籍サイト

電子書籍サイト 読める?
コミックシーモア
eBooKJapan
DMMブックス
Renta!
BooKLive!
honto
楽天Kobo

※2024年1月24日

 

最後に、『紙の舟で眠る』下巻の無料試し読みができる電子書籍サイトを調べたので参考にしてくださいね!

 

 

『紙の舟で眠る』ネタバレ下巻感想 まとめ

以上、うさ子による『紙の舟で眠る』下巻のネタバレレビューでした!

 

まとめると、

  • 『紙の舟で眠る』は、戦後の横浜が舞台
  • 『紙の舟で眠る』下巻は、2人が再会するところから始まる
  • 北原の自伝「白日夢」をめぐる事件
  • 北原の生い立ち、トラウマ、死神の正体が分かる
  • 『紙の舟で眠る』は、純文学サスペンスの金字塔になるでしょう!
  • 『紙の舟で眠る』は、映画のような作品

 

うさ子
美しい絵でくりひろげられる上質なサスペンスをぜひ!最後までみてくださいね。

 

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うさ子
気になるかたは本編をみてね♪

 

 

2024年1月24日更新

 

 

 

 

 

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※本ページの情報は2024年4月22日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

 

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