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『紙の舟で眠る』ネタバレ上巻感想!戦後、ミステリー、年下攻めBL|八田てき先生

 

 

八田(やつだ)てき先生『紙の舟で眠る』上巻のネタバレをレビューしています!

 

紙の舟で眠る』上巻を読んだ感想を一言で言うと、

 

うさ子
何を見せられてるの?これは。映画ですよ!忘れられない一冊になりました!!

 

 

おすすめ度は、星4.7

 

どんなBLマンガか簡単にいうと、

 

紙の舟で眠る 上巻

時代は戦後。トラウマを抱えた美しい脚本家と、カメラマンのたまごが再会する話。年下攻め、エロあり!

 

 

紙の舟で眠る

上巻 下巻

 

 

副管理人 うさみん
『紙の舟で眠る』は、上巻・下巻で完結です!

 

 

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『紙の舟で眠る』あらすじ上巻【PR】

 

1949年、昭和24年の横浜。幼い主人公が、市電に乗って本を読んでいます。ふと顔を上げると、右手と左手で四角を作り、自分を撮ってる男の子が!きれいだ、と感じた主人公。その瞬間、乗っていた市電と米軍トラックが衝突!電車に乗っていた人たちは、血だらけで倒れています。「痛い」「あつい」と目を覚ました主人公は、血だらけでほほえむ「死神」を目撃しました。

 

ハッと目覚める主人公、それは夢だったのです。ここは、闇酒場。飲んだ帰り、アメリカ兵にけんかをふっかけた主人公は、ボコボコに殴られました。雨の中ぐったりしていると、「大丈夫?」と声をかけてくる男性が。メガネを拾って渡してくれました。自分を脚本家だと知っていたその男性、「うちへどうぞ」と言ってくれ…

 

 

『紙の舟で眠る』登場人物

受け 北原憬(きたはらけい)

 

受けの北原憬(きたはらけい)は、脚本家です。初めて書いた脚本で映画がヒットし、19歳の若さで売れっ子に!市電事故で負った火傷のあとが体に残っています。今は、事情があり脚本を書いていません。毎晩、闇酒場に入りびたり、自分をいじめています。黒髪で、きれいな顔した男性。メガネをかけ、たばこを吸います。

 

攻め 三上燿一(みかみよういち)

 

攻めの三上燿一(みかみよういち)は、カメラマンのたまご。モノクロで写真を撮ります。母と2人家族。三上の母は、市電事故で死んでいます。三上はずっとチャブ屋暮らし。初体験は15歳、相手は女性。明るい性格でわんこ。北原より背が高く、1歳年下。

 

赤線(あかせん)とチャブ屋

 

1.【赤線】はいわゆる風俗。半ば公認で売春が行われていた地域のことをさします。1946年から売春防止法が施行される1958年まで存在していました。

 

副管理人 うさみん
1949年代、神奈川の【赤線】は永真遊郭といって、真金町と永楽町のあたりにありました。

 

「神奈川」赤線の歴史

  • 港崎(みよざき)遊郭・・・現「横浜公園」に1859年に開設、その後焼失。【岩亀楼】が有名
  • 吉原遊郭・・・現「羽衣町」、1871年に焼失
  • 高島町遊郭・・・10年間の期間限定
  • 永真遊郭・・・1888年に真金町に移転

 

2.【チャブ屋】は、1860年代から1930年代にあった外国人を相手にする「あいまい宿」の俗称。食事やダンス、買春が行われていた場所で、函館、神戸などにもありました。

 

 

東純一郎(あづまじゅんいちろう)

 

東純一郎(あづまじゅんいちろう)は、日昭映画の社長。北原を脚本家として育てた恩人です。

 

景井芳春(かげいよしはる)

 

景井芳春(かげいよしはる)は、北原憬の父親で小説家。小説「零れ梅」など

 

宮田清(みやたきよし)

 

宮田清(みやたきよし)は、「宮田写真館」のカメラマン

 

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『紙の舟で眠る』ネタバレ上巻感想

『紙の舟で眠る』ネタバレ1話【甘眠】(かんみん)【再会】

 

1話『甘眠』は、1949年「昭和24年」の横浜が舞台。幼少期の北原と三上が、お互いの存在を知らないまま、本牧三渓園行きの路面電車に乗っています。馬車道駅へ着く手前で、電車と米軍トラックが衝突しました。生き残ったのは、北原と三上だけ

 

事故から12年後、北原と三上は知らずに再会!北原は脚本家として一世を風靡しましたが、今は書くことをやめています。

 

北原憬の作品

  • 映画「不屈の灯火」…監督は森俊朗(もりとしろう)
  • 映画「太陽の影」
  • 映画「白日夢」

 

『紙の舟で眠る』ネタバレ2話【不撓】(ふとう)【初キス&初エチ】

 

2話『不撓』は、北原と三上がデート中。2人で川辺や海辺を歩いています。三上は、カメラを手に持ち景色を撮っています。2人はレストランでも話し込み、楽しそうな雰囲気。

 

しかし突如として北原は、三上と会うのをやめました。北原には脚本の依頼が舞い込みます!北原は、ふたたび三上に会いに行き、2人は初めてのキスを…。

 

『紙の舟で眠る』ネタバレ3話【夢現】(ゆめうつつ)

 

3話『夢現』では、北原が「太陽の影」を執筆しています。映画「太陽の影」は、北原にとって復帰作完成記念パーティーが開かれ、2人も参加しています。

 

三上は、北原の専属カメラマンとして北原に付いています。無名の三上は嫉妬の対象に!男たちに陰口をたたかれています。

 

『紙の舟で眠る』ネタバレ4話【渾融】(こんゆう)

 

4話『渾融』は、事故にあってすぐの三上と、チャブ屋の女性たちが描かれています!三上の母ミツコもチャブ屋で働いていました。三上は母と子の2人家族でした。その母は、事故で亡くなりました。身寄りのない三上はチャブ屋で暮らすことに。

 

大人になってからの三上と北原の出会いが描かれています!

 

『紙の舟で眠る』ネタバレ5話【真実】(しんじつ)【告白】

 

5話『真実』では、東社長に言われて北原が「宮田写真館」へ。宣材写真を撮りに来ています。北原は、自分の半生を描いた『白日夢』を執筆中!

 

2人は誰もいない娼館で再会!本音をぶつけ合っています。

 

 

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『紙の舟で眠る』上巻 感想

 

八田てき先生は、『遥か遠き家』で有名な先生。読んだことがない人には、絶対読んで欲しい作品です。

 

『遥か遠き家』は、90年代のアメリカが舞台。八田先生のBL作品はまだ3作品目なのにこの衝撃。。。スゴい先生だ…『遥か遠き家』を読んでもらうと分かりますが、心にズシンとくる作品です。まるで芸術。美しいシーンが目に焼き付いています。

 

そして、『紙の舟で眠る』もヤバいです。漫画じゃなくて映画を見せられてるよう。しかも、重い!!!事件、事故、トラウマ、遊郭、自殺、殺人などがテーマとして扱われています。

 

タイトルの『紙の舟で眠る』は何のことをさすのか??下巻で明らかになりますよ!

 

うさ子
『遥か遠き家』と『紙の舟で眠る』は映画になって欲しいー!!

 

圧倒的な画力!

 

八田てき先生の絵には、圧倒されますね。背景が美しい!そして、かげのある主人公。。。色気があるというかセクシーというか・・・北原の目力にのまれそう。

 

純文学

 

北原が脚本家のため、セリフ回しが純文学のようです。【純文学】とは、芸術性に重きを置いた文学作品のこと。

 

サスペンス要素

 

『紙の舟で眠る』は、サスペンス要素満さいです。

  • 事故
  • 事件
  • 死神
  • 北原が関係した人たちにふりかかる不幸
  • 死神に憑依された三上

 

死神の存在

 

死神】は、 北原が事故にあった直後から見えるようになりました!死神は、血だらけの子ども。ガイコツになって現れることもあります。

 

死神は本当に存在しているのか??

 

上巻では分かりません!

 

死神とたたかっている北原

 

北原は、自分に憑りついた【死神】のせいで、関わった人がこれ不幸にならないよう筆を折りました。書きたい衝動を抑え、ペンを遠ざけています。

 

死神が意図するものは何なのか??

 

死神は、「書いちゃいな」と北原をそそのかします。北原は、誘いに乗りペンを取ってしまうのか。北原が死神とどのように対じしていくのか見どころです!!北原ものすごく辛そう。

 

北原は死神から三上を守るため、三上から離れます。その結果、三上をふり回すことに。。。

 

うさ子
2人を邪魔する死神消えろー!( `ー´)ノ

 

【死】にとらわれた北原

 

北原は、【死神】だけでなく【】にもとらわれています。

 

なぜ、北原は死にたがっているのか??

 

本心は「生きたい!」はずなのに…。それは下巻で明らかになります。過去の強烈な出来事が、北原に【死】を植え付けました。

 

愛されたい三上

 

三上は父親がおらず、母親は事故で亡くなりました。身寄りがない三上は、チャブ屋のお姉さんたちにかわいがられました。でも、心底愛してくれる人はいなかった。

 

自分を見て欲しい…居場所が欲しい…

 

北原は、三上の前から何度も姿を消しています。大事なことを何も言わずに。。。傷つくに決まってますよね!三上は北原を信じていたんだから…。

 

うさ子
三上の叫び、苦しくて切なくて泣けました…(ノД`)・゜・。

 

エチシーン

 

エチシーンは、あります!白抜きではありません。書かれてない、という表現が正しいかも。裸と体位であらわしてる感じ。火傷あとに目がいきます。

 

うさ子
純文学に目がいきがちですが、「愛する人を守りたい」という【愛】の物語です!上巻だけでなく、下巻も怒涛の展開!2人から目が離せません。

 

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『紙の舟で眠る』上巻 詳細

作家名 八田てき先生
出版社 プランタン出版
雑誌 Canna
価格 858円(税込)
ページ数 248p
シーモア配信日 2023年12月25日

 

『紙の舟で眠る』上巻は、単話1~5話が収録されています!

 

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電子書籍サイト 読める?
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※2024年1月22日

 

最後に、『紙の舟で眠る』上巻の無料試し読みができる電子書籍サイトを調べたので参考にしてくださいね!

 

 

『紙の舟で眠る』ネタバレ上巻感想 まとめ

以上、うさ子による『紙の舟で眠る』上巻のネタバレレビューでした!

 

まとめると、

  • 『紙の舟で眠る』は、戦後の横浜が舞台
  • 幼いころ電車事故にあった2人が再会
  • 受けは、脚本家で年上
  • 黒髪美人の受け
  • 【死神】と【死】にとらわれている受け
  • 攻めは、カメラマンのたまごで年下わんこ
  • 攻めは、赤線地域で育つ

 

うさ子
北原が三上を守るため奮闘する姿、見届けてくださいね!

 

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うさ子
気になるかたは本編をみてね♪

 

 

2024年1月22日更新

 

 

 

 

 

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※本ページの情報は2025年3月4日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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