モクモクれん先生『光が死んだ夏』のネタバレを全巻レビューしています!!
『光が死んだ夏』を読んだ感想を一言で言うと、

おすすめ度は、星4.5
どんなBLマンガか簡単にいうと、
光が死んだ夏
閉鎖的な田舎を舞台にしたホラーマンガ!首立村で育った幼なじみ2人が、呪われた村の謎にせまっていく話。1人は体をバケモノに乗っ取られている。エロなし
光が死んだ夏
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『光が死んだ夏』ネタバレ【PR】
『光が死んだ夏』ネタバレ 1巻
1巻は、衝撃的なはじまり。ヒカルは、冬山で1週間行方不明になっていました。話は、ヒカルが行方不明になった半年後から始まります。ヨシキはヒカルに「ヒカルじゃないだろ」と問いかけます!!すると、ヒカルの左目からバケモノが出現!!ヒカルは、バケモノに体を乗っ取られていたのでした
ヒカルの体を乗っ取ったバケモノは、生前のヒカルの記憶があります。生前のヒカルとがちがい、今のヒカルは涙もろいです。ヒカルが死んでいることを知ったヨシキは、「もういなくなるな」とヒカルに伝えます。以前のヒカルが口にしなかった言葉を聞き、ヨシキの心は複雑です
ヒカルとヨシキが松浦のおばあさんと出くわしたとき、おばあさんは「ノウヌキ様」とヒカルに叫んでいました。その後、おばあさんは死体で見つかってしまいます…。
1巻のくわしいネタバレはここから↓
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『光が死んだ夏』1巻ネタバレ感想!山から下りてきたバケモノ|モクモクれん先生
モクモクれん先生『光が死んだ夏』1巻の感想をレビューします! 『光が死んだ夏』は、電子書籍サイトによってちがいはありますが、BLジャンルではありません。なので ...
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『光が死んだ夏』ネタバレ 2巻
2巻は、ヨシキがヒカルに飲みこまれるところから始まります。バケモノに飲み込まれたヨシキは、あるビジョンを見ます。着物姿で頭には頭巾、胸になにか抱えた男の子がいました。ヒカルは自分がしたことにショックを受け、学校をお休みしました。心配したヨシキはヒカルをたずねます
1週間前のこと、ヒカルはヨシキのスマホをのぞき見しました。そこには、暮林理恵という人からメッセージが!暮林は主婦ですが、霊能力があります。ヒカルはヨシキに問いただしましたが、ヨシキははぐらかしました
ヒカルとヨシキ、ヨシキの妹カオルは村の夏祭りへ行きました。3人で神社へ入ろうとしたとき、ヒカルは「結界」にはじかれました。誰が張ったのか?その神社でヨシキから衝撃の告白が!!!そして、ヒカルが山で遭難したときの状況が分かります
2巻のくわしいネタバレはここから↓
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『光が死んだ夏』2巻ネタバレ感想|ヒカルの体がノウヌキ様に乗っ取られたときの状況が分かる!モクモクれん先生
モクモクれん先生『光が死んだ夏』2巻の感想をレビューします! 『光が死んだ夏』2巻を読んだ感想を一言で言うと、 うさ子ヒカルがなぜ ...
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『光が死んだ夏』ネタバレ 3巻
3巻は、「会社」に所属する田中が、ハムスターと一緒に首立村へ。ヒカルが遭難した山で、ヒカルが身に着けていたポシェットを発見します。田中は、武田のおじさんたちと合流し会合を開いています。
ヒカルが神社で「結界」にはじかれるシーンがありますが、結界を張ったのは田中だと分かりました!田中は結界を張るため、自分の内臓を1つ犠牲にしているそう、、、。
ヨシキは、ヒカルの部屋であるメモを見つけます。そこには「〇〇の方法」と書いてあり、「ヒチ」というワードが残されていました。ヨシキはヒカルに問いただしますが、ヒカルは覚えていないとのこと。ヒカルに入っているバケモノは、簡単に人を殺さないという覚悟を見せるため、自分を半分にちぎりヨシキに渡しました
3巻のくわしいネタバレはここから↓
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『光が死んだ夏』3巻ネタバレ感想|村の過去が少しずつ明らかに!モクモクれん先生
モクモクれん先生『光が死んだ夏』3巻の感想をレビューします! 『光が死んだ夏』3巻を読んだ感想を一言で言うと、 うさ子村の過去が少 ...
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『光が死んだ夏』ネタバレ 4巻
4巻は、ヒカルとヨシキが、ヒカルのおじいちゃんに「ヒチさん」について質問しています。話しを聞くと、忌堂の男は山へ「謝りに」行く使命があるらしいことが分かります。2人は、図書館で首立村について調べることにしました
2人が図書館で古地図を広げていると、司書さんがやって来ました。声が大きかったらしく、叱られてしまいます。その司書さんの名札に「松浦」と書いてありました!その女性は、変死した松浦のおばあさんの娘さんだったのです。夕方、ヨシキがプリントを渡すためヒカルの家に向かっていると、190㎝近くある男とすれちがいました。見下ろされて動けなくなるヨシキ。男は、ヨシキがノウヌキ様と混じっていることに気付きます
この頃には、ケガレがひんぱんに現れるようになっていました。それは、ヒカルとヨシキの前にも。間一髪のところを暮林理恵に助けられます。暮林は2人を手助けすることに。ヒカルとヨシキは、昔のことを知るであろう武田のおじいさんをたずねています
4巻のくわしいネタバレはここから↓
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『光が死んだ夏』4巻ネタバレ感想|忌堂の人間が山へ入る理由が明らかに!モクモクれん先生
モクモクれん先生『光が死んだ夏』4巻の感想をレビューします! 『光が死んだ夏』4巻を読んだ感想を一言で言うと、 うさ子村の過去が少 ...
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『光が死んだ夏』ネタバレ 5巻
5巻は、ヒカルの首が無事にくっつき、ヨシキの安堵が描かれています。一方、田中や「会社」など新たなキャラクターの背景が明らかになりつつ、達磨塚の過去や骨の謎が示唆され、緊張感が高まります。ケガレに飲まれそうになるヨシキを暮林が救い、ノウヌキ様の起源や信仰が語られます。ノウヌキ様が祟り神となった経緯や、禁足地「丹砂山」の背景が描かれました
ヒカルが忌堂家の「堂」を訪れ、首を捧げる理由の一端が明かされます。一方で、ヒカルがケガレを制御できず、ヨシキにピンチがおとずれるシーンがスリリングです。ヨシキが、父親から忌堂家の罪についての真相を聞き出します。1749年の村人の大量死は、ヒカルの祖先の行動が関係しており、新たな謎を呼び起こす「画集」が発見されます
ヒカルとヨシキが海で穏やかなひとときを過ごしています。ヒカルが重大な決心をしますが、2人の前に田中が現れます。特別編では、ヒカルが童話を通じて人間について学ぶ様子が描かれ、互いを理解し合うことの大切さがテーマとして示されていますよ
5巻のネタバレはここから↓
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『光が死んだ夏』5巻ネタバレ感想|忌堂の罪が明らかに…ヒチさんの正体とは!?モクモクれん先生
モクモクれん先生『光が死んだ夏』5巻のネタバレをレビューしています!!! 『光が死んだ夏』5巻を読んだ感想を一言で言うと、 うさ子気になってた忌 ...
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『光が死んだ夏』ネタバレ 6巻
6巻は、ヒカルの中にいる「ノウヌキ様」の正体が、田中によって【落とし子】だと明かされます。【落とし子】は人間の願いを叶えてくれますが、その代償はさけられません。田中は、首が消えた「穴」をふさぐため2人に協力を依頼。一方、ヨシキはヒカルを繋ぎとめている自責の念に苦しみます
空に現れた【帯】。帯の先には「穴」があり、4か所に分散していると判明。その場所は人骨が発見された場所でもあり、田中の言う「災厄」の詳細が気になる展開です。ヒカルたちが巻の家を訪問。巻はトラブル続きの痛々しい状態で出迎えます。巻の家には「祠(ほこら)」があり、ヒカルの中のバケモノの力が初めて役立つ場面が描かれます
巻の住むアシドリでは、「ほうこ祭り」が開催。ほうこ祭りはもともと「穴つづり」と呼ばれ、穴を封じる儀式が行われていた過去が判明。祭りの人形「這子(ほうこ)」には、穴を封じる重要な役割があるようです。そして、かつては子供たちが穴を閉じる役目を担っていたことが明かされます
6巻のネタバレはここから↓
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『光が死んだ夏』6巻ネタバレ感想|バケモノの正体が分かる巻!モクモクれん先生
モクモクれん先生『光が死んだ夏』6巻のネタバレをレビューしています!!! 『光が死んだ夏』6巻を読んだ感想を一言で言うと、 うさ子バケモノの正体 ...
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6巻までネタバレしていますのでご注意ください!
『光が死んだ夏』感想と考察
『光が死んだ夏』は何県が舞台?
『光が死んだ夏』の舞台ですが、SNS上では三重県!という声が多かったです。
- 本編に出てくる車のナンバーが「伊勢志摩」ナンバー
- 「されやん」という方言が三重
- 「机つる」という方言が三重(※「机つる」は、机を持ち上げて運ぶこと)
- 三重県の北部というより南部側、という声が多かった
禁足地とは?
ヒカル、ヨシキが住む「首立村」には、禁足地の山があります。その名のとおり、足を踏み入れてはならない山。ヒカルは、禁足地である山に入り行方不明に。なぜヒカルは、禁足地に入山したのか?? 禁足地には、「ノウヌキ様」という神様がまつられていました。しかし、寛延(かんえい)2年の出来事で祟り神に。。。


ノウヌキ様とは?
「ノウヌキ様」は、村人たちにおそれられているバケモノ。でも実は、寛延2年まで良い神様でした。「何か」と引きかえに、村人の願いを叶えていました。なぜ、祟り神になってしまったのか?? 実はそこには、忌堂の人間が関わっていました。忌堂の人間が禁忌を犯したことが原因で、神様から祟り神になってしまったのです!!
ノウヌキ様とは、
- ケガレを集める存在
- 輪廻の外にいるような存在
- ケガレを集めるけど、ケガレではない
ノウヌキ様は、ヒカルの記憶があります。そして、ヨシキのことが好き。【命の重さ】などは分かっておらず、人間のような倫理観はありません。自分が何なのか?も分かっていないようす。ただ、人間を殺そうとしているわけではなく、自分に敵意が向いたときや正体がバレそうなときだけ人を攻撃しています
首立村の歴史
ヒカルとヨシキが住んでる村の名前は、「首立村」といいます。今は「首立村」と書きますが、昔は『首断』という字で書かれていました。その他にも「腕刈」「足取」「腕入」「達磨捨」という地名があり、それらは1つの村でした。「クビタチ」と聞いたときからあやしいなとは思ってたけど、やっぱりヤバい村でしたね!!!
「弾圧された信者」や「藩が干渉しづらい」というワードが出てましたが、信者が信仰していた宗教がキリスト教なのか何の宗教なのかは分かっていません
忌堂の人間が犯した禁忌
1番のポイントはここです!!!ノウヌキ様は、寛延2年までは良い神様でした。しかし、忌堂の人間が禁忌を犯したせいで祟り神に!ヒカルのおじいちゃんが言ってた「ヒチさん」は、たぶんノウヌキ様が「何か」と引きかえに願いを叶えていた「何か」なのかなと。ヒカルのおじいちゃん曰く、ヒチさんはかわいそうな人らしいです。武田のおじいさんは、忌堂の男が「すぎた願い」をしたからダメだったと言っていました
忌堂の男が何を願ったのか??
この願いによってノウヌキ様が祟り神になったので、よっぽどの願いだったんでしょう
ヨシキの葛藤
ヨシキはヒカルが死んでいること、バケモノであることを知っています。ヒカルのことが「好き」だったヨシキは、ニセモノのヒカルでも側にいて欲しいと思い、バケモノの存在を内緒にすることにしました。しかし、ヨシキが選択をまちがったせいで、1人の命が奪われてしまいます。「人の命」の重さについて真剣に考えたヨシキは、バケモノと真剣に向き合うようになっていくのです
生前のヒカルは、ヨシキにとって都合のいい言葉をくれる人間ではありませんでした。しかし、バケモノのヒカルは、ヨシキにとって欲しい言葉をくれる存在です。ヨシキは、生前のヒカルを恋しいと思いながらも、ヒカルがいなくなる不安から、ヒカルに寄りそう選択をします

ノウヌキ様の正体とは?
ノウヌキ様の正体は、あの世から現れた『落とし子』だということが分かりました。「落とし子」が、なぜこの世に現れるのかは分かっていません。人間の願いを叶えてくれますが、現実をねじ曲げてしまうことも。。。
さらにこの【落とし子】は、ヒカルの中のバケモノ以前にも存在しており、その出現は「14世紀ごろ」にさかのぼります
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小説『光が死んだ夏』
光が死んだ夏 | 価格 | 配信日 |
1巻 | 通常版990円(税込)
特装版1,540円(税込) |
2023年12月4日 |
2巻 |
『光が死んだ夏』は小説になっています。原作・モクモクれん先生のほか、額賀澪(ぬかがみお)先生が書かれています。1巻完結ではありません!続いてますよ

アニメ『光が死んだ夏』
アニメ「光が死んだ夏」 | 声優 |
忌堂光 | 根岸耀太朗 |
辻中佳純 | 大野智敬 |
2025年夏、アニメとして放送されます!!
『光が死んだ夏』を無料で試し読みできる電子書籍サイト
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