もりもより先生、『君の夜に触れる』をレビューしています!
淡い表紙が印象的な「君の夜に触れる」。単話版で1話を読んでから、単行本待ちしていた1冊です
『君の夜に触れる』を読んだ感想をひと言で言うと、
おすすめ度は、星5!
どんなBLマンガか簡単に言うと、
君の夜に触れる
殺し屋稼業を営む一家にうまれた人を殺せない男と、盲目の少年が出会う物語。エロあり
『君の夜に触れる』あらすじ【PR】
主人公は、殺し屋一家の次男として生まれました
今から5年前こと、殺し屋としての初仕事でミスをおかし、兄を殺されてしまいます。泣いているところ、盲目の少年が白杖をついて現れました
盲目の人は、震える自分に手を差し伸べてくれました。主人公は、盲目の人を忘れらずにいました
そんなある日、路上でひったくり犯を捕まえます。持ち主が背後から声をかけると、そこには盲目の彼がいて…!
『君の夜に触れる』 登場人物
受け 佳澄(かすみ)
受けの佳澄(かすみ)は、200年の老舗旅館を営む家の長男として産まれました
細身で小さな男の子。ぱっちりした目、まつ毛が長いです。いつも着物を着ています。盲目のため、稼業は弟の聡が継いでいます
攻め 千夏(ちなつ)
攻めの千夏(ちなつ)は、殺し屋一家の次男として産まれました
目の強さとこいくまが印象的。千夏は、佳澄より二回りくらい体格いいイメージ
冬樹
冬樹(ふゆき)は、5年前に死んだ千夏の兄
『君の夜に触れる』を読んだ感想・レビュー
『君の夜に触れる』は、何度も読み返してしまう1冊!何といっても、絵の美しさ!そして、世界観に引きずり込まれる…
大正ロマンのような雰囲気があり「あ、現代だった」って何度意識を引き戻したことか…こんなに静かで美しい世界はありません
セリフは多くないけど間が素晴らしく、目の動き、顔の表情で魅せてくれます!
物語全体としては説明しきれてない部分もあるけど、「2人の孤独・寂しさ」は伝わってきます
ポイント① 絵が美しい
全体的に淡い『君の夜に触れる』。淡い世界に濃い輪郭でふちどられた千夏の目、対照的でひかれます
淡いトーンで描かれた物語は詩的ではかなく、見るものをその世界へといざなってくれます
静かだけど温かい、雪解けを描くのにピッタリな作風。光と闇のコントラストが胸に刺さります
ポイント② 主人公の過去と再会
目の前で兄を亡くした千夏は、5年経っても悪夢にうなされていました
自分のミスで殺されてしまった兄、千夏は自分を呪い、過去に囚われてしまっています
辛い経験をしたそのとき、佳澄に手を差し伸べてもらってうれしかったこと、優しい瞳に癒されたこと、千夏は忘れられなかったんじゃないかと思います
ポイント③ 盲目の佳澄(かすみ)
佳澄の目はぼんやりとは見えていましたが、あるとき真っ暗になり見えなくなりました
強い光だけぼやけて見えるそう。ラスト、強い光の中に佳澄が千夏を認識できるシーンがあるんだけど、「本当に見えて良かった」って思いました!
健気で素直でかわいい性格の佳澄。佳澄の寂しさや孤独が、物語をより美しくしているんだと思います!
ポイント④ 2人の恋のゆくえは…
盲目の佳澄と、殺し屋の千夏。お互いの寂しさ、孤独を分かち合いながら、包み込み合う2人
明るい世界へと2人で踏み出せるのか…!?見どころです。描き下ろしに後日談が含まれているので、どうなったかより具体的に分かります
『君の夜に触れる』単行本の詳細
| 作家名 | もりもより先生 |
| 出版社 | シュークリーム |
| 雑誌 | from RED |
| 出版年月 | 2022年10月7日 |
単話版1巻~5巻を収録。
- 単行本収録描き下ろしが、9ページ
- 特典1ページ
- おまけ漫画、1ページ
『君の夜に触れる』ネタバレ感想 まとめ
以上、うさ子による『君の夜に触れる』のネタバレレビューでした!
まとめると、
- 再会BL
- 救済BL
- 優しく、温かい物語
- 盲目の青年と人を殺せない殺し屋の話
- 世界観にひたりたい人に
- 繊細で美しい、綺麗なBLを求めてる方に
- エロシーンがどきついのが好きじゃない方に


